神輿

毎年担がせてもらって何年になるだろう。

毎年神幸祭で休憩する小学校の手前に骨董品屋さんがあって、嫁の同級生の実家なんだけど、そこのおばあちゃんが毎年おみこしさんに手を合わせたはるので、お守りの榊を渡してた。数年前からか、店の上の窓から手を合わせたはるので渡せなくなったけど、昨日、体を清めてさらし巻いて家出るとき、そのおばあちゃんの訃報を聞いた。今年もそのお店の上の窓を見上げたら、やっぱり姿はなかった。もう榊は渡せないのだな。
何の縁か、そのお店の妻の同級生のだんなさんは俊パパという僕の自転車のライバルである。





息子さんがおみこしさんを担いでる知り合いのお寿司屋さんの大将、みこしなんかで店抜けるなと息子さんに言いつづけてたのに、お孫さんがみこし好きと知ると、今年は店休んでお孫さんを肩車しておみこしさんの後ろをうれしい顔して歩いたはるやん。 




今年も担がせていただいて感謝。