なにこれ?

フランスで行ったレストラン、ポトフが有名な、ラプーロポと言う古い店。大きな陶器のポットにポトフが入って出てきます。丸い筒状のものは牛骨で、中からスプーンでほじくり出してるのは骨髄です。クラッシックなビストロならよく見かけます。お肌ピカピカに?
ポトフのポは鍋と思っていただいて、フは火、すなわちオーブンやコンロと思っていただいて、オは火に鍋を置くの、「置く」を表すと思っていただくとイメージしやすいと思います。
農家の方が冬朝、作業前に鍋に人参やじゃが芋、長時間煮込まなければかたくて食べられない肉塊などをほり込んで、昨日の飲み残しのワインや水を満たし、薪ストーブの上端にのせて出かけます。夕刻帰ってきたら薪の残熱でじっくり煮こまれた野菜と、フォークで崩せそうなくらい軟らかくなった肉を皿にとり、マスタードや胡椒、粗塩などを付けながら食べて、寒かった農作業の疲れを癒すわけですね。



ワインボトルと比べてみてください、これひとつ1人前です。笑
チキンとビーフが選べます。



ラ プール オ ポ、早く言ってラプーロポ。
創業して74年!古いお店でした。